ドイツには、主なオーガニック認証機関として・・・
Demeter(デメテール)、BIOLAND、NATURLAND、ECOVINがあります。
それぞれの特徴をご紹介しましょう!
BIOLAND
NATURLAND
1982年、ドイツ南部を中心にした有機農法団体として、有機農業生産者と消費者が共同して設立しました。
Naturlandは、農家への技術指導、をはじめ、加工メーカーの検査、有機農産物の直売等の活動を行っています。
麦、ホップ、ジャガイモ等の農産品のオーガニック農法を推し進めています。
こうした農法において、Naturlandでは、5年以上を経過しなければオーガニック認定品として出荷ができません。
また、それを原料として使用する際も、加工方法などにおいて、厳しい基準を設けています。
Naturlandの農家と専門家たちは、画期的な先駆者として活動をし、30年以上になります。
その間、1980年代には、スリランカとインドの茶畑のオーガニック栽培を世界初で実現するなど、
グローバルな国際的規模で成功を実現させています。
現在、40,000以上の農家がNaturlandの基準に基づいて生産を行い、その総面積は25万ヘクタールにも及びます。
ECOVIN
1985年にドイツのブドウ栽培・醸造業者の団体によって設立。
創設から25年以上を経過した2015年12月現在、12のブドウ栽培地域において、およそ235のメンバーと
ブドウ畑の面積2091ヘクタールを管理するに至っています。
ECOVINのワインは、厳正な基準に基づいて、常時、最高品質と自然生態への還元をし、ECOVINの認証を行っています。
IFOAM(国際有機農業運動連盟)登録の認定機関の一つです。