EUにおいてのオーガニックの基本姿勢
▽生産においては、自然であることを尊重します。
▽製造物は、持続可能な方法で生産します。
▽有機栽培の計画は、生産者があらゆるオーガニックの規制と、人々の健康、消費者を尊重する規制を尊重しているかどうかをチェックするため、管理機関または管理当局によって1年に1回検査が行われます。
▽農場の家畜は、開放的な空間で自由に放牧され、そうした条件を遵守している動物倫理の条件に従って処置されます。
▽遺伝子操作された家畜は、オーガニック農業では許可されません。
▽食品の場合は、化学農薬や肥料、抗生物質の使用に厳しい制限があります。
▽有機農業では、食品添加物や加工用の薬品および他の添加品の使用を制限します。
▽農業生産のための入荷のほとんどを地元の資源や地域の知識を使用、農場へと活用します。
▽スーパーマーケットでオーガニック製品を購入したり、お気に入りのレストランで有機ワインを選んだり、いつも消費者は、そうした製品が、自然環境と動物倫理を尊重した厳格な目的と規制に従って製造されたことを確認することができます。
以上の基準姿勢以外にワインのブドウについても報告が掲載されていました。
2013年の有機ブドウの報告
EUにおける有機ブドウの畑は主にEU15か国に存在しています。
スペインは79016ヘクタール、フランスは61056ヘクタール、イタリアは52812ヘクタール、2011年にはギリシャは4807ヘクタールのブドウ畑の耕作面積です 。
特に注目すべきデータは、ドイツの6900ヘクタールと、有機ブドウのエリアの4178ヘクタールと上昇傾向にあるオーストリアです。
EUーN12およびブルガリアでは、ハンガリーとほぼ同じくらい1455ヘクタールのブドウ畑が先行して増加傾向にあります。チェコでは1200ヘクタールおよび978ヘクタール。
スペインでは、フランス向けの有機ブドウの重要性が高まり、
2011年には、総ブドウ面積の8.1%に達し上昇しました。
ギリシャの有機ブドウの面積が4.6%を占め、ポルトガルでは同年中の総ブドウ面積の1.4%
となりました。
上記の有機ブドウエリアの国では、遅いペースではあるものの、ギリシャやポルトガルにみられるように、一定の増加傾向をたどっていると判断されています。
EU・欧州委員会の有機農業関連のサイト